【2025年最新】住友林業の坪単価・総額はいくら?平屋や坪数別の価格比較

【2025年最新】住友林業の坪単価・総額はいくら?平屋や坪数別の価格比較

「住友林業で家を建てたいけど、坪単価は実際いくら…?」
これからマイホームを建てようと考えている方はこのような悩みをお持ちの方もいるでしょう。家は高額な買い物なので後悔はしたくないですよね。

この記事では、住友林業の坪単価の計算方法や、総額を抑えるコツを解説します。さらに、住友林業と積水ハウスなど大手ハウスメーカーとの比較や、2024年最新の価格推移、標準仕様の詳細など、ここでしか得られない情報も満載です。

最後まで読めば、予算内で家族にとって最高の家を建てる道筋が見えてくるでしょう。

  1. 【2025年最新】住友林業の坪単価は80万~110万円
  2. 【商品別】住友林業の坪単価|平屋、2階建て、3階建て、規格住宅、注文住宅
    1. 平屋人気No.1「GRAND LIFE(グランドライフ)」の坪単価
    2. 2階建て主力商品「My Forest BF(マイフォレスト)」の坪単価
    3. セミオーダー・半規格住宅「Forest Selection BF(フォレストセレクション)」の坪単価
    4. 3階建て「PROUDIO(プラウディオ)」の坪単価
    5. 完全自由設計「The Forest BF」の坪単価
    6. 和風住宅「和楽」の坪単価
    7. 規格住宅「Premal(プレマール)」の坪単価
  3. 【実例】住友林業で建てた家の総額は?30坪・35坪・40坪の費用内訳を公開
    1. 高品質な木材「PRIME WOOD」の使用
    2. 独自の「ビッグフレーム(BF)構法」による耐震性と設計自由度
    3. 充実した標準仕様とオプション費用
    4. 手厚いアフターサービスと長期保証(最長60年)
  4. 住友林業で理想の家を建てるためのステップと費用を抑えるコツ
    1. 1.情報収集:ブログや口コミ、住宅展示場で情報収集
    2. 2.プランニング:無料設計相談で間取りと見積もりを依頼(5万円の申込金)
    3. 3.資金計画:住宅ローン、補助金、減税制度を活用
    4. 4.契約:契約前に確認すべきこと、注意点
    5. 5.着工・完成:工事中の注意点、引き渡し後の手続き
  5. 【必見】住友林業の家づくりで後悔しないための注意点
    1. オプション費用と「きこりん税」に注意する
    2. 外構費用や引越し費用などを予算に組み込む
    3. 標準仕様と異なる「見切り材」を使用するか確認する
    4. 施主支給のメリットとデメリットを理解する
    5. 無垢床のメリットとデメリットを知っておく
  6. 住友林業と住友不動産(新築そっくりさん)の違いは?リフォームの坪単価
    1. 住友林業と住友不動産の事業内容と特徴
    2. 新築そっくりさんのリフォーム坪単価
  7. 住友林業の坪単価に関する疑問を解決!よくある質問集
    1. 住友林業の坪単価は実際いくら?値段交渉は可能?
    2. 北海道、札幌、新潟など地域によって坪単価は変わる?
    3. 戸建とリフォームの坪単価の違いは?
    4. 住友林業の建売住宅の坪単価は?
    5. 坪単価から総額を算出する方法と注意点は?
    6. プラスカイ(屋上)を付けると坪単価はどれくらい上がる?
  8. まとめ

【2025年最新】住友林業の坪単価は80万~110万円

【2025年最新】住友林業の坪単価は80万~110万円

住友林業の平均坪単価は80万~110万円程度とされており、大手ハウスメーカーの中ではやや高めの価格帯です。ただし、これはあくまで目安であり、建物の仕様やオプションの選択、建築地の条件などによって大きく変動します。

近年は建築資材の高騰や人件費の上昇により、2023年・2024年と坪単価は上昇傾向にありました。今後も価格の上昇傾向が続く可能性があるため、最新の価格情報を確認することが重要です。

住友林業の坪単価が高くなる主な理由としては、以下のような点が挙げられます。

  • 高品質な木材の使用
  • 自由設計による高いデザイン性
  • 充実したアフターサービス

これらの要素が、住友林業の坪単価を押し上げる要因となっていますが、高品質で快適な住まいを実現するための投資ともいえます。

【商品別】住友林業の坪単価|平屋、2階建て、3階建て、規格住宅、注文住宅

【商品別】住友林業の坪単価|平屋、2階建て、3階建て、規格住宅、注文住宅

住友林業が提供する主な商品ラインナップは、以下の通りです。

  • 平屋「GRAND LIFE(グランドライフ)」
  • 2階建て「My Forest BF(マイフォレスト)」
  • セミオーダー・半規格住宅「Forest Selection BF(フォレストセレクション)」
  • 3階建て「PROUDIO(プラウディオ)」
  • 完全自由設計「The Forest BF」
  • 和風住宅「和楽」
  • 規格住宅「Premal(プレマール)」

それぞれの商品の坪単価や特徴を詳しく解説します。

平屋人気No.1「GRAND LIFE(グランドライフ)」の坪単価

住友林業の平屋「GRAND LIFE」は、ゆとりある暮らしを提案する人気商品で、坪単価は90万~110万円程度です。高品質な木材や設計力を活かし、開放感と自由設計のデザイン性を兼ね備えています。

ワンフロアで生活が完結し、階段がないため将来も安心です。また、勾配天井や大きな窓で自然を感じる明るい空間を実現できます。さらにビッグフレーム構法により、柱の少ない広々としたリビングやウッドデッキ一体型の大空間も実現可能です。

2階建て主力商品「My Forest BF(マイフォレスト)」の坪単価

住友林業の2階建て住宅「My Forest BF」は、坪単価90万~110万円程度の主力商品です。ビッグフレーム構法により高い耐震性を備え、地震対策としても安心できるでしょう。

自由設計のため、間取りやデザインの自由度が高く、スキップフロアや吹き抜け、大開口の窓などを取り入れた開放的な空間が可能です。さらに、無垢材のフローリングや現し(あらわし)の梁を採用し、木の温もりを感じる住まいを実現できます。

セミオーダー・半規格住宅「Forest Selection BF(フォレストセレクション)」の坪単価

住友林業の「Forest Selection BF」は、セミオーダー型の住宅で、高性能とデザイン性を両立しながらも坪単価85万~100万円程度と比較的リーズナブルです。

300以上のプランから間取りや外観を選べるため、コストを抑えつつ自分にあった住まいを実現できます。自由設計に比べると制限はあるものの、標準仕様も充実し、上位グレードのキッチンや無垢材の床を選べるなど、高品質な仕上がりが魅力です。

3階建て「PROUDIO(プラウディオ)」の坪単価

住友林業の3階建て住宅「PROUDIO」は、都市部の限られた敷地を有効活用できる商品で、坪単価は90万~110万円程度と比較的手頃です。ビッグフレーム構法により、狭小地や変形地でも壁や柱の少ない広々とした空間を実現できます。

1階にビルトインガレージ、2階にリビング、3階に寝室といった効率的な間取りも可能です。さらに、ルーフバルコニーの活用や二世帯住宅対応など、柔軟な設計ができる点も魅力です。

完全自由設計「The Forest BF」の坪単価

住友林業の「The Forest BF」は、完全自由設計の住宅で、坪単価85万~110万円程度が目安ですが、仕様によって変動します。

間取り・外観・内装・設備すべてを自由に設計でき、ビッグフレーム構法 により耐震性を確保しつつ、大開口の窓や吹き抜けなど開放的な空間も実現できるのが特徴です。

さらに、アッシュ・チェリー・ウォールナットなど多彩な木材を選べ、内装材も統一感のあるデザインに仕上げられます。理想を追求した唯一無二の住まいを実現できる商品です。

和風住宅「和楽」の坪単価

住友林業の「和楽」は、日本の伝統美と現代のライフスタイルを融合した落ち着きのある住まいで、坪単価85万~95万円程度の高品質な商品です。

国産ひのきを使用した「きづれパネル」や真壁造り、現し梁、障子など本格的な和のデザインを採用しつつ、高い耐震性・耐久性も確保しています。

さらに、リビングと一体の和室や収納力のある土間など機能性も重視し、縁側や濡れ縁を取り入れ、四季を感じる住まいを実現できます。

規格住宅「Premal(プレマール)」の坪単価

住友林業の「Premal」は、あらかじめ用意されたプランから選ぶ規格住宅で、坪単価90万~110万円程度と比較的抑えた価格設定です。

ビッグフレーム構法を採用し高い耐震性を確保しながらも、洗練されたデザインと豊富なプランから選択できます。規格住宅のため打ち合わせや工期が短縮でき、スムーズに新生活をはじめられます。コストを抑えつつ、高品質な住まいを求める方におすすめです。

【実例】住友林業で建てた家の総額は?30坪・35坪・40坪の費用内訳を公開

【実例】住友林業で建てた家の総額は?30坪・35坪・40坪の費用内訳を公開

住友林業で実際に家を建てた場合の、坪数別の総額は以下のとおりです。

坪単価 30坪 35坪 40坪
坪単価80万円の場合 2,400万円 2,800万円 3,200万円
坪単価90万円の場合 2,700万円 3,150万円 3,600万円
坪単価100万円の場合 3,000万円 3,500万円 4,000万円

家を立てる場合の総額は、主に以下の3つの費用からなります。

  • 本体工事費(建物の基本工事費用)
  • 付帯工事費(外構工事、地盤改良、設計料など)
  • 諸費用(登記費用、税金など)

価格は、延床面積の大小や設計・設備のグレードによって変動します。とくに延床面積が小さいほど坪単価は高くなる傾向があり、間取りの複雑さや高級な内装・外構デザインも総額に影響を与えます。

一方で、税制優遇や住宅ローンの活用によりコストを抑えることも可能です。たとえば、長期優良住宅の認定を受けることで税負担が軽減されるほか、低金利のローンを利用することで支払い負担を減らせます。これらの要素を踏まえ、予算内で最適な住宅プランを検討しましょう。

高品質な木材「PRIME WOOD」の使用

住友林業の坪単価が高い理由のひとつは、高品質な木材「PRIME WOOD」を使用していることです。「PRIME WOOD」はJAS(日本農林規格)の基準をクリアし、含水率や強度を厳格に管理することで、反りや割れを防ぐ加工が施されています。

さらに、樹齢80年以上の木曽ひのきなどの希少な木材を構造材だけではなく、床材や建具にも使用することで住まいの質感やデザイン性を高めています。

「PRIME WOOD」を使用することで初期費用は高くなりますが、耐久性が向上しメンテナンスコストを抑えられるため、長期的な視点で見ると経済的です。

独自の「ビッグフレーム(BF)構法」による耐震性と設計自由度

住友林業の坪単価が高い理由のひとつに、独自の「ビッグフレーム(BF)構法」の採用があります。

ビッグフレーム(BF)構法では、一般的な木造住宅の柱の約5倍の太さをもつ 「ビッグコラム」を使用し、柱と梁を強固に接合することで、高い耐震性と設計の自由度を両立しています。

ビッグフレーム構法により、壁や柱の少ない大空間や大開口を実現でき、開放的なリビングや大きな窓から光が差し込む明るい室内も可能です。また、住宅性能表示制度の耐震等級3(最高等級)をクリアし、震度6強~7の地震の1.5倍の力にも耐えられる強度を備えています。

さらに、将来の間取り変更やリフォームにも柔軟に対応できるため、ライフスタイルの変化に合わせた住まいの調整が可能です。初期費用は高くなりますが、長期的な安心と柔軟性を備えた優れた構法といえるでしょう。

充実した標準仕様とオプション費用

住友林業の坪単価には、他のハウスメーカーと比べてグレードの高い標準仕様が含まれています。キッチンやバス、トイレなどの住宅設備は、LIXIL、TOTO、クリナップなどの上位モデルが標準仕様として用意されており、床材には無垢材を選択できるなど、内装の選択肢も豊富です。そのため、オプションを追加しなくても、高品質な住宅を建てることが可能です。

ただし、さらにグレードの高い設備やこだわりの内装材を選ぶ場合は、オプション費用が発生します。一般的に工事費の10~15%程度が諸費用としてかかるといわれています。

予算オーバーを防ぐためには、標準仕様とオプションの内容を事前に確認し、必要なものを見極めることが重要です。

手厚いアフターサービスと長期保証(最長60年)

住友林業は、最長60年の長期保証と充実したアフターサービスを提供しており、長く安心して暮らせることが大きな魅力となっています。構造躯体と防水は初期保証30年で、最長60年まで延長可能と、業界トップクラスの保証期間を誇ります。

また、60年目まで定期的な無料点検を実施し、専門スタッフが建物の状態を細かくチェックして適切なメンテナンスを提案します。さらに、住宅設備機器には10年間の保証があり、自然故障による出張修理や部品交換も無償で対応しています。

住友林業の保証やアフターサービスは、住まいの価値を維持し、長期的なコストパフォーマンスを高める重要な要素です。

住友林業で理想の家を建てるためのステップと費用を抑えるコツ

住友林業で理想の家を建てるためのステップと費用を抑えるコツ

住友林業で理想のマイホームを実現するための具体的なステップは、以下のとおりです。

  1. 情報収集
  2. プランニング
  3. 資金計画
  4. 契約
  5. 着工・完成

1.情報収集:ブログや口コミ、住宅展示場で情報収集

住友林業で家を建てる際は、まず情報収集をしましょう。公式サイトで商品ラインナップや技術、保証内容を確認するのはもちろん、実際に建てた人のブログや口コミ、SNSも参考にすると、リアルな体験談を知ることができます。

また、住宅展示場に足を運び、モデルハウスの広さや間取り、木材の質感、設備の使い勝手を体感することも重要です。

展示場では営業担当者に直接質問できるため、疑問や不安を解消できます。収集した情報を総合的に活用し、住友林業が理想の家づくりに適しているか判断しましょう。

2.プランニング:無料設計相談で間取りと見積もりを依頼(5万円の申込金)

情報収集が進んだら、次は具体的なプランニングに進みます。住友林業では無料設計相談を実施しており、設計士が要望やライフスタイル、敷地条件をヒアリングし、最適な間取りプランと概算見積もりを提案してくれます。

ただし、詳細なプラン作成には5万円程度の申込金が必要になることが多く、この費用は契約に至らなかった場合でも、敷地調査費用などに充当されます。

スムーズな打ち合わせのために、家族構成や将来のライフプラン、希望の間取り、デザイン、設備、予算を事前に整理しておきましょう。

また、土地の情報(敷地面積・形状・法的規制など)も準備しておくと、より具体的な提案が受けられます。

3.資金計画:住宅ローン、補助金、減税制度を活用

家づくりには、建物本体の工事費に加え、付帯工事費や諸費用、税金などさまざまな費用がかかります。すべての費用を自己資金で賄うのは難しく、多くの人が住宅ローンを利用しています。

また、長期優良住宅やZEHの認定を受けると、補助金や減税制度の優遇を受けられる可能性があります。ただし、申請期限や条件があるため、最新情報を確認して早めに準備しましょう。複数の金融機関を比較し、必要に応じて専門家に相談しながら、無理のない資金計画を立てることが大切です。

4.契約:契約前に確認すべきこと、注意点

プラン、見積もり、そして資金計画に納得できたら、いよいよ住友林業との契約に進みます。

契約書は、家づくりのルールを定めた法的拘力をもつ書類であり、契約後に内容を変更することは難しいでしょう。そのため、契約前に、契約書の内容をしっかりと確認し、不明な点は必ず質問し、すべてをクリアにしておく必要があります。

とくに注意して確認すべき点は、以下の通りです。

  • 工事請負契約書の内容
  • 設計図書
  • 見積書
  • 住宅ローンの契約内容
  • キャンセルや変更に関する規定

契約書は、専門用語が多く、理解しにくい部分もあるかもしれませんが、わからないことをそのままにしておくと、後々トラブルになる可能性があります。少しでも疑問に思うことがあれば、遠慮せずに担当者に質問し、納得のいくまで説明を受けましょう。

必要であれば、契約前に弁護士などの専門家に相談することも検討しましょう。

5.着工・完成:工事中の注意点、引き渡し後の手続き

契約が完了し、住宅ローンの手続きが済むと、いよいよ工事が始まります。工事中は現場に足を運び、図面通りに進んでいるか、気になる点がないかを定期的にチェックしましょう。

また、現場監督や職人とのコミュニケーションも重要になるので、疑問や要望があれば遠慮せずに伝えましょう。ただし、工事中の変更や追加は、追加費用や工期の延長につながる可能性があるため、事前に担当者と相談し、必要に応じて書面に残すことが大事です。

工事完了後、検査に合格すれば引き渡しとなります。引き渡しの際には、担当者とともに建物を確認し、不具合がないか細かくチェックしましょう。引き渡し後は、以下のような各種手続きが必要になるため、事前に準備しておくとスムーズです。

  • 建物の登記(所有権保存登記、抵当権設定登記など)
  • 住宅ローンの実行
  • 火災保険の加入
  • 住民票の異動
  • 電気、ガス、水道などの開栓手続き
  • 各種住所変更手続き(運転免許証、銀行口座など)

これらの手続きは、自分で行うこともできますが、司法書士や行政書士などの専門家に依頼することも可能です。

【必見】住友林業の家づくりで後悔しないための注意点

【必見】住友林業の家づくりで後悔しないための注意点

住友林業で新築の注文住宅を建てる際に、「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、事前に知っておくべき注意点を5つに絞って解説します。

  • 「きこりん税」やオプション費用
  • 外構費用や引越し費用
  • 「見切り材」について
  • 施主支給のメリットとデメリット
  • 無垢床のメリットとデメリット

オプション費用と「きこりん税」に注意する

住友林業で家を建てる際、多くの人が悩むのがオプション費用と「きこりん税」と呼ばれる追加費用です。

しかし、内装や設備にこだわると、オプション費用が増える可能性があります。たとえば、キッチンやバスルームのグレードアップ、床暖房、造作家具などは人気のオプションですが、数十万~数百万円の追加費用がかかることがあります。

住友林業の標準仕様は、他の大手ハウスメーカーと比べてグレードが高く、そのままでも満足できる内容なので、本当にオプションが必要かしっかりと検討しましょう。

また、「きこりん税」は、住友林業の提案工事(オプション工事)にかかる諸経費を指す名前で、見積もり書には「提案工事費」「諸経費」などの名称で記載されます。

現在は「きこりん税」が廃止され、諸経費込の価格が見積もり書に記載されるようになっています。

外構費用や引越し費用などを予算に組み込む

家づくりの予算を立てる際は、建物本体の費用だけではなく、外構費用や引越し費用などの諸費用も考慮することが重要です。

外構費用には、門扉、フェンス、駐車場、アプローチ、庭などの工事費用が含まれます。デザインや使用する素材によって異なりますが、一般的な目安は数百万円程度です。

引越し費用も、距離や荷物の量によって変動し、数十万円程度を見込んでおく必要があります。とくに遠方への引越しや、大型家具が多い場合はさらに高額になる可能性があります。

建物本体だけではなく、諸費用まで含めた総合的な資金計画を立てることが、後悔のない家づくりにつながります。

標準仕様と異なる「見切り材」を使用するか確認する

住友林業の見切り材は標準仕様で樹脂製が採用されており、耐久性やメンテナンス性に優れ、コストも抑えられます。しかし、木の温もりを重視する場合、木製の見切り材への変更を検討するのも選択肢のひとつです。

見切り材の変更にはオプション費用がかかりますが、部屋の印象を大きく左右するため、より上質で温かみのある空間を演出できます。インテリアの好みにあわせて選ぶとよいでしょう。

施主支給のメリットとデメリットを理解する

住友林業で家を建てる際に、費用を抑える方法のひとつとして施主支給があります。施主支給とは、照明やカーテン、エアコン、洗面化粧台、トイレなどを施主が購入し、施工業者に取り付けてもらう方法です。

施主支給のメリットは、安価な商品を選べることや、好みのデザイン・機能を持つ設備を導入できる点です。

一方、商品の手配や管理を自分で行う必要があり、発注ミスや取り付けトラブルのリスクがあります。また、住友林業では施主支給品が保証対象外になる場合があるため、注意が必要です。

施主支給を検討する際は、メリット・デメリットを理解し、必ず事前に担当者に相談して対応可能なものを確認しましょう。

無垢床のメリットとデメリットを知っておく

住友林業の家では、床材に無垢床を選択できます。無垢床のメリット・デメリットとしては、以下があります。

無垢材のメリット・デメリット 詳細
メリット 天然木ならではの美しい木目や、温かみのある肌触り 調湿効果があり、室内の湿度を快適に保つ 使い込むほどに味わいが増し、経年変化を楽しめる 接着剤の使用量が少ないため、シックハウス症候群のリスクが低い
・デメリット 柔らかいため、傷つきやすい 水に弱いため、シミになりやすい 温度や湿度の変化によって、伸縮や反りが発生することがある 合板フローリングに比べて、価格が高い 定期的なメンテナンス(オイル塗装など)が必要

住友林業では、さまざまな種類の無垢床材を選べます。たとえば、オーク、ウォールナット、チェリー、メープル、チークなどがあり、それぞれに特徴や価格が異なります。

無垢床を選ぶ際には、これらのメリットとデメリットを理解した上で、自分のライフスタイルや好みに合ったものを選ぶことが大切です。

住友林業と住友不動産(新築そっくりさん)の違いは?リフォームの坪単価

住友林業と住友不動産(新築そっくりさん)の違いは?リフォームの坪単価

「住友林業」と「住友不動産(新築そっくりさん)」の違いについて解説します。

  • 住友林業と住友不動産、それぞれの事業内容と特徴の違いとは?
  • 住友不動産の「新築そっくりさん」のリフォーム坪単価の目安と特徴

住友林業と住友不動産の事業内容と特徴

住友林業と住友不動産は、どちらも住友グループに属する大手企業ですが、事業内容と特徴は大きく異なります。

住友林業は林業を起源とし、「木」を活かした事業を展開しています。主力は木造注文住宅の新築で、高品質な木材や「ビッグフレーム構法」による耐震性・設計自由度の高さが特徴です。また、リフォームや緑化事業、木材建材事業も手掛けています。

一方、住友不動産は総合不動産会社で、住宅だけではなく、オフィスビルや商業施設の開発・分譲・賃貸・仲介などを展開しています。リフォーム事業にも力を入れ、「新築そっくりさん」のブランドで戸建てやマンションの全面リフォームを提供しています。

住友林業は木造住宅の新築、住友不動産は不動産全般を取り扱うと覚えておくとよいでしょう。

新築そっくりさんのリフォーム坪単価

住友不動産の「新築そっくりさん」は、戸建てやマンションの全面リフォームを定価制で提供するサービスです。名前の通り、新築のように住まいを生まれ変わらせることをコンセプトとしています。

最大の特徴は、定価制を採用しているため、費用が明確で予算オーバーの心配が少ない点です。坪単価は工事内容や建物の状態、地域によって異なりますが、目安としては30万~100万円程度とされています。

リフォーム内容は、間取り変更、内外装の改修、水回り設備の交換、耐震補強、断熱改修など幅広く対応しています。

公式サイトにはリフォーム事例が掲載されており、費用や工事内容を確認できます。無料の資料請求や相談会も実施されているため、理想のリフォームを具体的にイメージするために活用するとよいでしょう。

住友林業の坪単価に関する疑問を解決!よくある質問集

住友林業の坪単価に関する疑問を解決!よくある質問集

住友林業の坪単価について、多くの方が抱く以下の疑問や質問にQ&A形式でお答えします。

  • 住友林業の実際の坪単価はいくら?値段交渉はできる?
  • 北海道、札幌、新潟など、地域によって坪単価は変わる?
  • 戸建とリフォームでは坪単価がどう違う?
  • 住友林業の建売住宅の坪単価はどれくらい?
  • 坪単価から総額を算出する方法と注意点は?
  • 屋上オプション「プラスカイ」を付けると坪単価はどれくらい上がる?

住友林業の坪単価は実際いくら?値段交渉は可能?

住友林業の坪単価は80万円~110万円程度が目安ですが、建物のプランや仕様、オプション、建築地の条件によって変動します。大手ハウスメーカーでは大幅な値引き交渉が難しく、住友林業も同様です。高品質な木材や自由設計、充実したアフターサービスを提供するため、値引きを前提とした価格設定はしていません。

しかし、キャンペーン期間中の契約やオーナー紹介制度を利用すると、数%程度の割引を受けられる場合があります。また、モデルハウスの展示品を譲り受けることで、コストを抑えられるケースもあります。

ただ、価格交渉よりもプラン内容の見直しやオプションの調整で総額を調整する方が現実的です。利用可能な割引制度があるか担当者に確認し、複数のプランで見積もりを比較検討することが、納得できる家づくりにつながります。

北海道、札幌、新潟など地域によって坪単価は変わる?

住友林業の坪単価は地域によって異なり、一般的に都市部ほど高く、地方ほど安い傾向があります。

たとえば、都市部では人件費や土地価格が高いため、坪単価も上昇する傾向にあるでしょう。また、寒冷地や積雪地(北海道・新潟など)では、断熱性能や耐雪性能の向上に伴い費用が加算されます。さらに、沖縄などの離島では、資材の輸送費がかかるため坪単価が高くなる傾向があります。

住友林業は地域別の坪単価を公式に公表していないため、具体的な価格を知るには住宅展示場の訪問や営業担当者への確認が必要です。

戸建とリフォームの坪単価の違いは?

リフォームの坪単価は、新築より高くなる傾向があります。これは、既存の建物にあわせた工事が必要で、想定外の補修が発生する可能性があるためです。

たとえば、壁や床を剥がした際に構造の劣化が見つかると補修費用が追加されます。また、解体費用や廃材処理費用、養生費用などもかかります。

全面改修や耐震・断熱改修を行う場合、新築に近い費用になることもあるでしょう。リフォームを検討する際は、複数業者の見積もりを比較することが重要です。

住友林業のリフォーム部門「住友林業ホームテック」に相談し、新築とリフォームのどちらが希望や予算にあうか慎重に判断しましょう。

住友林業の建売住宅の坪単価は?

住友林業の建売住宅の坪単価は、物件によりますが、一般的に注文住宅よりも安くなる傾向があります。これは、土地と建物をセットで販売することで、仕入れコストや設計費用を抑えられるためです。

また、複数の住宅をまとめて建築することで、資材の一括購入や作業の効率化によるコスト削減も可能です。さらに、規格化されたプランを採用することで、設計や打ち合わせの時間も短縮されます。

たとえば、住友林業の建売住宅ブランド 「Forest Garden(フォレストガーデン)」では、分譲地やモデルハウスの情報が公開されており、高品質な木造住宅を比較的リーズナブルに購入できます。ただし、間取りや仕様が決まっているため、自由度は注文住宅より低いというデメリットもあります。

建売と注文住宅のメリット・デメリットを比較し、自分たちのライフスタイルに合った選択をしましょう。

坪単価から総額を算出する方法と注意点は?

坪単価は、一般的に「建物本体価格」を「延床面積」で割ったものであり、建物本体以外の費用が含まれていない点に注意しましょう。

実際に家を建てる際には、建物本体以外にも、以下のようなさまざまな費用がかかります。

費用名 内容
付帯工事費 外構工事費(フェンス、駐車場、庭など)、地盤改良費(必要な場合)、屋外給排水工事費、ガス工事費など
諸費用 設計料、建築確認申請費用、登記費用、住宅ローン手数料、火災保険料、印紙税など

坪単価から総額を算出する際には、「坪単価 × 延床面積」で計算される建物本体価格に、上記のような付帯工事費と諸費用を加える必要があります。

たとえば、坪単価が80万円で、延床面積が35坪の場合、建物本体価格は2,800万円(80万円 × 35坪)となります。しかし、これに加えて、付帯工事費や諸費用が数百万円程度かかるため、総額は3,000万円を超えることが一般的です。

坪単価はあくまで目安として捉え、必ず総額で比較検討するようにしましょう。見積もりを取る際には、何にどれくらいの費用がかかるのか、詳細な内訳を確認することが重要です。

プラスカイ(屋上)を付けると坪単価はどれくらい上がる?

住友林業の「プラスカイ」は、屋上を活用できるオプションで、バーベキューや家庭菜園、子どもの遊び場など多目的に利用できます。設置には防水工事や床材、階段、手すりなどが必要で、坪単価は公表されていないので問い合わせてみることをおすすめします。

導入を検討する際は、具体的な用途を明確にし、事前に見積もりを確認しましょう。また、固定資産税が上がる可能性も考慮が必要です。

まとめ

住友林業のまとめ

住友林業の坪単価は80万~110万円が目安です。

予算内で建てるには、無料設計相談で詳細な見積もりを取り、他社と比較検討することが重要です。オプション費用や、外構費用も忘れずに予算に組み込みましょう。

施主支給や標準仕様の活用で費用を抑えつつ、無垢床など住友林業ならではの魅力を活かせば、後悔しない家づくりが可能です。実例や口コミも参考に、納得のいくマイホーム作りを実現しましょう。

住友林業の坪単価について詳しく知りたい場合は、ぜひ無料設計相談で見積もりをしてみてください。

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