家づくりで「間取りが決まらない」という悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、「もみの木ハウス・かごしま」さんの解説動画を参考に、間取りを決めるために気をつけるべき4つの重要なポイントについて詳しく解説します。
間取りが決まらずに悩んでいる方、最高の間取りの家を建てたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。
間取りを自分で決めない
理想の間取りのために気をつけるべきポイント1つ目は「間取りを自分で決めない」ということです。
家を建てる際に「自分の考えた最高の間取り」がそれぞれあると思いますが、あくまでこれは建築の素人の意見です。
実際の間取りは耐震性能や断熱性能なども考慮しなければならないため、プロでなければ判断できないことがたくさんあります。
しっかりとした経験があり「どういう家づくりが理想か」という考えをしっかり持っている住宅会社を選ぶことが重要になります。
お客様の要望を何でも聞いてくれる住宅会社は、一見すると良い会社のように思えますが、施主の要望をそのまま反映した家が、必ずしも快適な住まいになるとは限りません。
家づくりに対してプロとしてのこだわりをしっかり持っていて、かつその考えに自分が共感できる住宅会社を選びましょう。
回遊動線を意識する
理想の間取りのために気をつけるべきポイント2つ目は「回遊動線を意識する」ということです。
回遊動線には行き止まりがないため、家の中をより開放的に感じられます。また人と鉢合わせになっても逆に回って目的地へたどり着くことができます。
回遊動線を作るためには家の面積が増えるため、家づくりの予算に応じて回遊動線にするかしないかを決めるのが良いです。
ある程度の家の広さがあるのであれば、回遊動線にすることで人同士が家の中でぶつかり合うというようなことを避けることができます。
キッチンを基本に家事動線を考える
理想の間取りのために気をつけるべきポイント3つ目は「キッチンを基本に家事動線を考える」ということです。
家事を行う際はキッチンを中心に洗濯機を回したり、お風呂のお湯を沸かしたりと動くことになります。
そのため、キッチンを拠点に動けるような間取りになっていると家事動線が短くなり、日々の家事が楽になります。
キッチンを基本に家事動線を考えた間取りを作る際に重要になってくるのが、住宅会社の担当者が実際に家事を経験しているかどうかです。
キッチンからどう動いて家事をするのか、キッチン周りにどんな収納があるとよいかなど、実際に家事をしている担当者さんであれば経験から想像して間取りを考えてくれる可能性が高いと言えます。
「いま」だけを考えて間取りを決めない
理想の間取りのために気をつけるべきポイント4つ目は「いまだけを考えて間取りを決めない」ということです。
家を建てるとき、例えば、小さな子どもが2人いる4人家族の場合、その時点での家族構成に最適な間取りを考えがちです。
しかし家は長く住むものです。将来的に子どもが18歳や22歳になったタイミングで、家を出るということも考えられます。
その先は、4人家族で住むことを想定して建てた家に夫婦2人で住むことになります。
こうなると、家が大きすぎて住みづらかったり、2人で住むには光熱費がかかりすぎるなどの問題が出てくる場合もあります。
このような場合、もみの木ハウス・かごしまさんでは部屋のローテーションを考えて、将来的に子供部屋をご夫婦の寝室としても使えるように考え、いまの家族・将来この家に住む家族のどちらにもフィットできるように設計するとのことです。
理想の間取りのために
理想の間取りを決めるために意識すべき4つのポイントとして
- 間取りを自分で決めない
- 回遊動線を意識する
- キッチンを基本に家事動線を考える
- 「いま」だけを考えて間取りを決めない
について紹介しました。
最終的には、自分の理想とする家を実現できるプロを選ぶことが何より重要です。
信頼できる住宅会社を見極めるためには、その会社の建てた家に行き、住んでいる人の話を聞くのが確実な方法の1つです。
家を建てる会社を決める前に、まずはその会社の建てた家に実際に行って話を聞いてみましょう。
参考:竹下社長の快適家づくり通信 / もみの木ハウス・かごしま 公式