2024年6月3日より発売されているトクラス最新のバスルーム「AXIY」。この「AXIY」がどんなお風呂なのか、そして前モデルの「YUNO」から何が変わったのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、「もみの木ハウス・かごしま」さんの解説動画を参考に、トクラスの最新のシステムバス「AXIY」について、トクラスショールームでの実例を交えつつ比較して解説します。
家づくりでお風呂について悩んでいる方や、トクラスのお風呂に興味のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
「AXIY」の特徴と前モデル「YUNO」との違い
壁面のアクセントカラー
トクラスのお風呂「AXIY」が、前モデル「YUNO」から最も大きく変わった部分が、シャワーなどが付く部分の壁面のデザインです。
YUNOではこの面が全面アクセントカラーになっていたものが、AXIYでは真ん中だけがアクセントになるようになり、限られた室内の空間でもよりお風呂を広く見せることができるようになっており、濃い色のアクセントカラーを入れても圧迫感を感じにくい雰囲気になっています。
このアクセントカラー部分は縦の継ぎ目が目立ちにくい作りになっているので、アクセントカラー部分まで全体的に明るい色にした場合も継ぎ目が目立たなくなっています。
人造大理石のワイドグリップ
シャワーが付いている面の下部についている「ワイドグリップ」も、YUNOにはなかったAXIYの特徴の一つです。お手入れ性の良いトクラスの人造大理石を用いた手すりになっており、洗い場から浴槽に入るまでの支えとしても使っていただけます。
このワイドグリップは、AXIYには標準搭載されているとのことです。
タイニーカウンター
ワイドグリップのすぐ下にある「タイニーカウンター」は、ちょうど洗面器が置けるサイズという、大きすぎず小さすぎないちょうどよい大きさになっています。
大きすぎないことで浴室内での圧迫感を感じず、またお掃除も大変楽になっています。
角の部分が丸みを帯びたデザインになっていることで、当たっても怪我をしにくくなっています。
タイニーカウンターが必要ないという方は、つける・つけないを選ぶことができるようになっているのもAXIYの特徴です。
3Dエルゴデザインバスタブ
「AXIY」では、前モデル「YUNO」にはなかった「3Dエルゴデザイン」というデザインのバスタブが選べるようになっています。
バスタブは人造大理石でできていますが、AXIYでは人造大理石の表面にコーティングを施した、前モデルYUNOのバスタブよりもさらにグレードの高いバスタブを標準搭載しています。
3Dエルゴデザインの特徴として、バスタブに広く大きくカーブをもたせることによって、洗い場のスペースをより広くできるようになっています。
また、逆側の浴槽を洗い場側に出すことによって、ゆったりと浴槽に入れるようになっています。こちら側の洗い場は人がお風呂に出入りする空間となっています。
ブロッコバスタブ
AXIYでは「ブロッコタイプ」のバスタブも選ぶことができます。
紹介しているタイプは落ち着いた雰囲気の出せるマットな仕上がりの質感になっており、天然の大理石をくり抜いたようなイメージになっています。
人気の高いデザインとなっているこのマットタイプの色味は、ブロッコタイプのバスタブでのみ選ぶことができるとのことです。
ブロッコバスタブ自体は前モデル「YUNO」でも選べましたが、このマットタイプの色味がAXIYから追加され、非常に人気になっているようです。
内装のバリエーション
こちらのバスルームでは、ワイドグリップやタイニーカウンターを外した、すっきりとした内装レスのデザインになっています。
お好みによって、ここにシャンプーボトルを置く棚やタオル掛けなどをつけることができるなど、オプションとして内装を選ぶことができるのもAXIYの特徴となっています。
AXIYのお手入れについて
壁と床のお手入れ
壁のお手入れについては、基本的には中性洗剤とスポンジで洗うだけで良いです。
先ほど紹介した内装レスのデザインが人気なのも、棚などがないことで掃除が楽になるという理由が大きいそうです。
床の溝の部分もスポンジがしっかりと奥まで入り、掃除がしやすい形状になっているので、基本的には中性洗剤とスポンジで洗うだけで大丈夫です。
排水溝のお手入れ
排水部分は「カミトリ名人+(プラス)」という、排水口のお手入れを簡単にする部品になっています。
こちらはシャワーの水流によって自然と髪の毛やゴミがまとまる形状になっており、そのまま外して、真ん中に集まったゴミを簡単に捨てることができます。
下部分のアタッチメントは抗菌メッキになっており、こちらが排水トラップ内の水と触れることで抗菌イオンを発生させて、臭いやヌメリを抑制します。
このアタッチメント部分はひねると簡単に外すことができるため、お掃除の際は取り外して中まで洗うことが可能です。
アタッチメントは約1年程度でイオンの発生が減少してくるので、抗菌効果を保つためにはアタッチメント部分の定期的な交換がおすすめとのことです。
サウンドシャワーについて
お風呂で音楽が聴ける「サウンドシャワー」も、トクラスのお風呂の特徴です。
お風呂の壁の作りや音の反響も計算して、お風呂でも音がクリアに聴けるように特化したスピーカーになっています。
サウンドシャワーは前モデル「YUNO」にも搭載されていましたが、YUNOでは音楽を聴くために音源を用意する必要がありました。
これがAXIYでははじめからヒーリングミュージック6曲内蔵されており、音源を用意しなくともすぐに音楽が聴けるようになっています。
またBluetoothにも対応したため、湯船に浸かりながらスマホ・タブレットで映像を見て、音はサウンドシャワーのスピーカーから聴くというようなことも可能になっています。
オプションについて
ここまでの説明でもありましたように、最近は内装レスのお風呂が人気ではありますが、とはいえ収納棚やシャワーヘッドにこだわりがある方も多いかと思います。
「AXIY」では様々な種類のオプションを用意しているので、使う方のこだわりに合わせてカスタマイズすることが可能です。
こちらのショールームで紹介いただいたものもほんの一部ということではありますが
- シャワーヘッド(節水タイプ・ヘッドが大きいタイプ・マイクロバブルシャワータイプ・浄水タイプ)
- 収納棚(通常タイプ・ワイヤー式タイプ)
- タオル掛け(開き扉につけるタイプ・浴室内の壁につけるタイプ)
- 手すり(まっすぐな形状・L型)
などをご紹介いただいていました。
お風呂のドアと種類
トクラスではお風呂のドアにも様々なこだわりがあります。
お風呂ドアの通気口は上部に付いています。これによってほこりや水が溜まりにくく、カビが発生しにくいつくりになっています。
お風呂のドアを締めている状態で換気扇を回すと通気口のフラップが開き、空気を取り込む形になっています。
ドアのガラスとの境目の部分は浴室の内側・外側ともにゴムパッキンを使用しておらず、カビが発生しづらい形になっています。
ドアの足元のレール部分については、前モデル「YUNO」では取り外しができることでお手入れ性を向上していましたが、「AXIY」では一体のつくりにすることによってレール部分の段差を少なくし、さらにお掃除がしやすくなっています。
お風呂ドアの種類
お風呂のドアの種類としては大きく分けて「片引き戸」「開き戸」「折れ戸」の3タイプがあります。
「片引き戸」タイプは横にスライドで開くことができるため、浴室への出入りがしやすいのが特徴です。
ただしドアの引き込みの奥の方までレールがある形になるので、奥までレールのお手入れをする必要が出てきます。
「開き戸」「折れ戸」タイプは浴室の内側にドアが入り込む形になっているので、出入りという点では「片引き戸」のほうが人気になっています。
ただし「開き戸」「折れ戸」では足元のレールが出入りする側だけとなっていますので、お手入れに関しては「片引き戸」よりも楽にできます。
さらに「開き戸」の場合はドア自体もドア1枚の掃除で済むため、お手入れ性を重視される場合は「開き戸」を選ばれることが多いようです。
「片引き戸」はちょうど他2つの中間の性能となっており、こちらを選ばれる方もまだまだ多いとのことです。
AXIYのおすすめポイントまとめ
トクラスのお風呂「AXIY」は、壁のアクセントの使い方と、3Dエルゴデザインのバスタブが最大の特徴になります。
壁のアクセントを縦長にすることで室内が広く見え、3Dエルゴデザインのバスタブのカーブの形状によって、限られた浴室の空間でも広く使うことができます。
「AXIY」に興味ある方は、ぜひご予約の上でトクラスのショールームで見学して、体感してみてください。
参考:竹下社長の快適家づくり通信 / もみの木ハウス・かごしま 公式