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熊本のローコスト住宅ランキング 人気のハウスメーカー工務店を紹介

公開日:2023/10/13 更新日:2024/05/15

熊本でローコスト住宅を建てるなら、長く暮らせて安心して住める家を建てたいですよね。

家を建てるとき気になるのはお金の面。年収300万円で新築を建てられるのか?20代で新築を建てられるのか?新築のマイホームは欲しいけれど現在の収入面に不安があったり、住宅ローンの支払いで苦労したくない人の選択肢としてローコスト住宅があります。

そもそもローコスト住宅とは、1000万円の家や1500万円台の家と呼ばれる「1000万円〜1500万円前後の価格帯の家」や「坪単価50万円以内の家」のことをいわれることが多いです。

ただ、熊本でローコスト住宅を建てようと考えたときに

  • 「どこでローコスト住宅が建てられる?」
  • 「おすすめハウスメーカーや工務店は?」
  • 「本当にその価格で家づくりができる?」
  • 「どうして安いのか?」
  • 「平屋住宅や2階建て住宅も建てられる?」
  • 「どういった家が建てられるのか?」

という部分がやはり気になりますよね。

「ローコスト住宅でも長く暮らす家だからこそ安心して住める家が欲しい。」

そんな方のために熊本で1000万円〜1500万円前後の家や坪単価50万円以内の家を提供している、いわゆる「熊本でローコスト住宅を提供している評判のいいおすすめハウスメーカー・工務店」をまとめました。

ハウスメーカーや工務店の特徴やメリット、費用や施工に関する注意しておきたいポイントについてもまとめましたので家づくりの参考にご覧ください。

ローコスト住宅を建てる工務店・ハウスメーカーを探す際に気をつけたいのは、建物の標準仕様と建物本体以外にかかる屋外給排水工事費・仮設工事費・照明器具・カーテンレール・建築確認申請費・消費税など、さまざまな費用を把握することです。

「熊本のおすすめ工務店・ハウスメーカーの資料請求」から資料請求することで家で資料をゆっくり見ることもできます。

ローコスト住宅を建てるなら、熊本の工務店やハウスメーカーに資料請求をして相場価格を知っておきたい人におすすめです。

このローコスト住宅が本当に高いのか安いのかの判断するための目安ができ、価格を比較することができます。

熊本のおすすめ工務店・ハウスメーカー

熊本にて注文住宅の家づくりをてがけているおすすめの工務店・住宅会社の紹介です。
気になる住宅メーカーを見つけたら資料請求(無料)で、より詳しい家づくり情報を入手してみましょう!

熊本でローコスト住宅を手がける工務店・ハウスメーカー

熊本では多くのローコスト住宅を建てられる工務店・ハウスメーカーがありますが、ここでは5社をご紹介します。

  • いえとち本舗熊本北店
  • ヒラキハウジング
  • 友建設
  • アートホーム
  • 塚本建設

いえとち本舗熊本北店のローコスト住宅

いえとち本舗熊本北店 | 暮らしにフィットするコンパクトな家

いえとち本舗熊本北店さんが提供する「低価格×高品質×ZEHの家 イエテラス」です。イエテラスは、建物価格988万円からのローコスト住宅です。

住まいを規格化し合理化することでコストダウンを実現すること、販売プロセスや工事現場でのムダを徹底的になくすことなどにより、低価格を実現しています。
不要な要素を最小限に抑えつつ、必要なデザイン性・設備を考慮した予算内で最善のプランを提案してくれるので安心かつ納得の家づくりを叶えてくれます。

いえとち本舗熊本北店の価格表(価格例)

  • 平屋 15坪 建物価格988万円(税込)
  • 平屋 18坪 建物価格1,098万円(税込)
  • 平屋 21坪 建物価格1,208万円(税込)
  • 平屋 24坪 建物価格1,268万円(税込)
  • 平屋 27坪 建物価格1,318万円(税込)
  • 2階建て 25坪 建物価格1,208万円(税込)
  • 2階建て 28坪 建物価格1,307万円(税込)
  • 2階建て 32坪 建物価格1,417万円(税込)
  • 2階建て 35坪 建物価格1,487万円(税込)
  • 大容量太陽光 25坪 建物価格1,538万円(税込)
  • 大容量太陽光 30坪 建物価格1,648万円(税込)
  • 大容量太陽光 35坪 建物価格1,648万円(税込)
  • 大容量太陽光 40坪 建物価格1,868万円(税込)

ヒラキハウジングのローコスト住宅

ヒラキハウジングさんが提供する「建つんです500」は、平屋住宅が800万円で実現する住まいづくりです。 「平屋を500万円で建てられませんか?」という要望から「建つんです500」が生まれましたが、現在の価格は800万円からとなっております。

その他にもローコスト住宅プランとして990万円平屋の「セカンド600」や1,100万円2階建ての「ガンバレ700」、1,265万平屋3LDKの「まるごと850」、さらにゆとりがある1,430万円2階建て4LDK「まるごと1000」など、800万円から1,430万円で平屋や2階建て、格安3LDKに対応しています。

所在地:熊本県熊本市中央区出水4丁目14-13号

ヒラキハウジングの価格表(価格例)

  • 建つんです500(平屋住宅):800万円
  • セカンド600(平屋住宅):990万円(※発売中止中2024年5月確認)
  • ガンバレ700(2階建て住宅):1,100万円
  • まるごと850(平屋住宅):1,265万
  • まるごと1000(平屋住宅):1,430万

友建設のローコスト住宅

友建設さんの人気ラインナップ「夢55の家 ひらや」は、コンパクトで住みやすい4つのプランから選べる平屋の家です。平屋のほかにも北欧風・2階建て・屋上付き2階建て・太陽光発電付き平屋を、820万円から価格帯で提供しています。

所在地:熊本県熊本市南区城南町さんさん2丁目3-1

友建設の価格表(価格例)

  • 夢55の家 ひらや 18.8坪:820万円〜
  • 夢55の家 2階建て 28.0坪:1,080万円〜

アートホームのローコスト住宅

アートホームさんの提供するローコスト住宅は「D・FRAME」です。

D・FRAMEは、1,287万円からのデザイナーズ住宅として5つの基本プランからローコストでデザイン性の高い住宅を提供しています。 低価格ながら、吹き抜けのある間取り、飽きのこないデザイン、さらにアートホームオリジナル断熱工法で室内換気にも工夫を施した仕様です。

所在地:熊本県熊本市清水万石4丁目5-28

アートホームの価格表(価格例)

  • D・FRAME 28.56坪:1,287万円〜

塚本建設のローコスト住宅

塚本建設さんは、ZERO-CUBE(ゼロキューブ)をはじめとした人気のある規格住宅を正規パートナーとして提供する住宅メーカーです。

ローコスト住宅では、ZERO-CUBE を提供しています。ZERO-CUBE(ゼロキューブ) は、グッドデザイン賞を受賞したデザイン性の高い住まいを1000万円からという手の届く費用で実現し、2×4工法ならではの優れた耐震性・耐久性も備えています。 四角のキューブ型の外観が特徴です。ZERO-CUBEは様々なプランやオプションを用意しており、カスタマイズしながら家づくりを楽しむ形になっています。

所在地:熊本県八代市郡築8番町53-8

塚本建設の価格表(価格例)

  • ZERO-CUBE:1000万円〜

以上がローコスト住宅を建てるのに人気のオススメ工務店・ハウスメーカーです。

ローコスト住宅を建てるためにまずは資料請求をして、工務店やハウスメーカーの価格を知っておきましょう。
このローコスト住宅が本当に高いのか安いのかの判断するための目安がたてられ、価格を比較することができますのでおすすめです。

熊本のローコスト住宅 工務店・ハウスメーカー価格ランキング

プラン価格が安い住宅メーカー 1位 ヒラキハウジング、2位 友建設、3位 いえとち本舗熊本北店 イエテラス

ヒラキハウジングさんの「建つんです500」の800万円が最も安いプラン価格で、友建設さんの「夢55の家 ひらや」820万円、いえとち本舗熊本北店 イエテラスさんの「イエテラス」988万円となりました。

熊本のローコスト住宅 工務店・ハウスメーカー坪単価ランキング

坪単価が安い住宅メーカー 1位 塚本建設、2位 アートホーム、3位 塚本建設

最も坪単価が安かったのは塚本建設さんの「ZERO-CUBE」坪単価33.56万円、友建設さんの「夢55の家 2階建て」坪単価38.57万円、続いてヒラキハウジングさんの「ガンバレ700」坪単価42.49万円となりました。

以上が熊本のローコスト住宅を建てるのに人気のオススメ工務店・ハウスメーカーです。

熊本でローコスト住宅を建てるためにまずは資料請求をして、工務店やハウスメーカーの価格を知っておきましょう。

このローコスト住宅が本当に高いのか安いのかの判断するための目安がたてられ、価格を比較することができますのでおすすめです。

ローコスト住宅とは何か?

ローコスト住宅とは、一般的な注文住宅に比べて低予算で建てられる住宅のことです。

1000万円の家や1500万円台の家と呼ばれる「1000万円〜1500万円前後の価格帯の家」や「坪単価50万円までに抑えられる家」のことをローコスト住宅と一般的にいわれています。

ローコスト住宅の価格相場は、平均坪単価30万~50万円が目安で、30坪の新築一戸建てでも1,000万円台でマイホームが購入できます。

一般的な注文住宅の平均坪単価が80万円前後であることを考えると、ローコスト住宅の価格の安さがわかります。

低予算でマイホームが手に入るローコスト住宅は全国的にも注目されており、多くの大手ハウスメーカーや地域密着型の工務店などがローコスト住宅を展開しています。

ローコスト住宅は、価格が安いため賃貸並みの月額費用(住宅ローン)で建てられることが1番の魅力です。

なぜ価格の安い家を建てられるの?

ローコスト住宅は、なぜ低価格が実現できるのかという理由を知っておきましょう。

ローコスト住宅は、品質もデザインも優れていて耐久性も良い家です。良い家なのにどうして低価格が実現できます。

しかも低価格なだけでなく自由設計の注文住宅を提供している住宅メーカーも存在します。

その秘密は材料費、人件費、広告費の削減にあります。

ローコスト住宅では、間取りや内装、設備を規格化し、材料を一括で仕入れることで材料費を安く抑えています。

またシンプルなデザインや間取りを採用することで、施工時の工数を減らし、工期の短縮や人件費の削減も実現。
さらに過度な宣伝を行わず、広告費用も極力削ることで、一般的な注文住宅の半額近くの価格を可能にしています。

材料費を大量仕入れなどで削減している

材料費を大量仕入れなどで削減して、ローコスト住宅を提供しているハウスメーカーや工務店が多いです。

家を建てるための材料費の削減と聞くと、「材料や品質はどうなの?」と疑問に思いますよね。

実際のローコスト住宅は材料や品質はほぼ同じで、大手ハウスメーカーで使用しているものとほとんど違いがありません。材料自体の質を下げるのではなくシンプルな構造な家を建てることで建築費用の削減をします。

建物自体をシンプルな構造にすることで余分な材料を省くことで材料費が安く抑えることができるのです。更にシンプルなデザインの場合、人件費も抑えることができます。そのためローコスト住宅はシンプルな形の家が非常に多いです。

その他にも、

  • 材料を工場でカットしてから建てる(現場で切らない)
  • 和室が少ない傾向にある(畳引き込み費用削減)
  • 展示場を建てない(宣伝費の削減)
  • 独自の材料仕入れルートを確保(材料費の削減)
  • 建てるまでの時間を短くする(人件費の削減)

という企業努力でローコスト住宅が成り立っています。

ローコストで住宅を提供するために徹底してコストカットをしているのでローコスト住宅が建てられるのです。

独自の仕入ルートを開拓したり、大量仕入れを行ったり、コストダウンのためのシステムを採用するなど、低価格で材料を仕入れ材料費を少なくしているハウスメーカーや工務店が多いです。

広告宣伝費・人件費を削減している

広告宣伝費・人件費を削減して、ローコスト住宅を提供しているハウスメーカーや工務店が多いです。

広告として活用する媒体を厳選し広告費を抑えたり、維持費・人件費などを抑えることで費用を安くしているハウスメーカーや工務店が多いです。

ローコスト住宅は、大量仕入れを行ったり、建材のカットや加工は工場であらかじめ行われます。事前に準備することで、施工する際に必要以上の人員を雇うことを減らし人件費を抑えています。

諸経費を削減している

諸経費を削減して、ローコスト住宅を提供しているハウスメーカーや工務店が多いです。

シンプルな間取り構造にすることで、打ち合わせの手間を減らしたり、部屋数を抑えドア・壁・床・照明機器などの材料費を抑えることで費用を安くしているハウスメーカーや工務店が多いです。

なぜローコスト住宅が安いのか知りたい人はまずは資料請求をして、工務店やハウスメーカーの価格を知っておきましょう。
このローコスト住宅が本当に高いのか安いのかを判断するための目安ができ、価格を比較することができます。

ローコスト住宅のメリットは?

ローコスト住宅の1番のメリットは、ローコストの名の通り安い価格で家が建てられることです。どうやってローコスト住宅が実現できるのか知るために、まずは「ローコスト住宅のメリットは何か?」知っておく必要があります。

一番の魅力は、価格が安い

ローコスト住宅の最大のメリットは、安い価格で家を建てられることです。

ローコストでありながら、デザイン性や断熱性・耐火性・耐久性など住まいの品質を追求している工務店もあります。ローコスト(低価格)でありながら、品質の高い家が建てられることこそがローコスト住宅の1番のメリットとなります。

ローコスト住宅の坪単価20万円~50万円と大手ハウスメーカーの坪単価60万円~80万円を比較すると、その安さはやはり魅力的です。

例えば30坪のローコスト住宅を建てたときの価格を考えると、

・大手ハウスメーカーの場合は、1,800万円〜2,400万円
・ローコスト住宅の場合は、600万円〜1,500万円

になり900万円〜1,200万円の差があります。

ローコスト住宅を購入した人の中では、古くなったマイホームのリフォームを検討していた方が、1000万円台で建て替えられるならと購入したケースも多いです。リフォームするより新築のローコスト住宅のほうが低価格であれば当然選択肢に入りますよね。

毎月の住宅ローンの負担が少ない

ローコスト住宅は、建築費が安いので毎月の住宅ローンの負担も少なく購入ができることがメリットです。少ない予算で建てらるので若い方にも人気です。

例えば1,300万円の借入額で、固定金利1.5%、元利均等で返済期間20年、頭金・ボーナス払いなしのローンを組んだとします。
その場合の月々の返済負担額は約6.3万円です。

毎月の住宅ローン返済額が6.3万円であれば、賃貸で支払っている費用とほぼかわらない人も多いです。

そのため住宅ローンの返済額の負担も気にならず、余ったお金を貯金に回したり子どもの教育費に回すことなどができます。

また住宅ローンの審査が通っても無理な返済計画をしてしまうと、後々の返済が辛くなってしまいます。将来の資金面のリスクも減らすことができます。

ローコスト住宅は、建築費が安いため住宅ローンの借り入れる金額も少なくて速めに完済することが大きなメリットです。

また古くなった住宅のリフォームを検討していた方が、1000万円台で建て替えられるならとローコスト住宅を購入したケースも多いです。
リフォームするより新しい住宅が低価格建てられるのであれば魅力的です。

約3ヶ月という短い期間で家が建てられる

ローコスト住宅は、購入から入居まで平均2~3か月前後という短い期間で家が建てられることがメリットです。

ローコスト住宅は材料費や人件費を抑えるために、シンプルなデザインや間取りを採用したり、打ち合わせの数を少なくしています。
そのため工事の手間も削減できて、平均2~3か月前後という短い工期が実現できます。

また、短い期間で建てられると、建てるまでの間に住む家「仮住まいの家賃」も節約できるというメリットもあります。

こだわりの注文住宅では、家づくりの構想だけでも1~2か月かかる場合もあり、工期は平均4~6か月ほどかかります。
お子さんの進学や仕事の都合などで、早めに新居に引越したい人にとってもローコスト住宅はメリットが大きいでしょう。

自己資金(貯金)が少なくても家を建てやすい

住宅ローンを組んで家を建てる場合、自己資金からローンの頭金や引っ越し費用、家具購入費などを用意するケースが一般的です。

頭金の相場は、借入額の1~2割程度が目安となるため、建築費が高くなればなるほど用意すべき自己資金は多くなります。
ローコスト住宅の場合、建築費を安く抑えられるので、住宅ローンを組んでも自己資金の用意は少なく済みます。

また借入額によっては頭金なしでもローンを組める場合もあるので、預貯金が少ない人でもマイホームを購入できるのです。

価格が安いため、建て替えがしやすい

ローコスト住宅は価格が安い分、住宅ローンの返済プランを上手に検討すれば、早めにローンを完済できます。
ローン残債がない状態であれば建て替えもしやすく、家族構成やライフプランの変化に対応できるのもローコスト住宅の魅力です。

「子供が巣立ち夫婦2人の暮らしになった」「親が高齢になり同居を考えている」など、人生の中にはさまざまな場面で建て替えを考えるタイミングがあります。
必要なタイミングで気軽にリフォームや建て替えを検討できることも、ローコスト住宅の大きなメリットです。

こだわる部分だけオプションで追加できること

ローコスト住宅は、価格が安いのでこだわりたい部分をオプションで追加することがメリットです。

標準プランの本体価格が安いので、「家を建てるならこだわりたい部分もある。でも大手ハウスメーカーは価格が高すぎて予算が足りない」という人は、ローコスト住宅でこだわりたい部分だけオプションで追加できることがメリットです。

ローコスト住宅にオプションをつけると価格は上がりますが、それでも通常の新築よりも価格が安いことが多いですので総額を抑えることができます。

オプションを追加して総額予算を超えてしまわないようにするために、他の工務店やハウスメーカーの価格を資料請求をして事前に知っておくことが大事です。

品質の安定した住宅を建てることができること

ローコスト住宅は、品質の安定した住宅を建てることができることがメリットです。

ローコスト住宅では、一定規格のサイズにカットしてあるプレカット木材を多くの企業が採用しています。プレカット木材などの同一の設備機器を使用することで品質を安定させることができ、また経験の浅い職人であっても扱いやすい

そのため、ローコスト住宅は安くても比較的安定した仕上がりを実現することができます。

ローコスト住宅がどれくらいの期間で建てられる方はまずは資料請求をして、工務店やハウスメーカーに確認しましょう。
早めにスケジュールを確認しておくことで資金計画にもゆとりが生まれます。

ローコスト住宅のデメリット・注意しなくてはいけない6つのポイントとは?

ローコスト住宅で住まいを建てる際に、デメリットや確認しておきたいポイントを6つ紹介します。

ローコスト住宅で注意しなくてはいけない6つのポイントを知り、後々後悔しない満足度の高い家を建てましょう。

間取りや設備に制限がある

ローコスト住宅は価格を抑えるために、間取りや設備が規格化されています。

規格化のしやすい四角のシンプルな構造と間取りが多いです。

平面な四角の間取りで壁を少ないプランにしたり、2階建ての場合も1階と2階をほぼ同じ構造にすることで、外壁工事の大幅なコストの削減をしています。
外観を凹凸のある2階建てにしてしまうと外壁費用が多くかかってしまうため、ローコスト住宅では四角のシンプルな構造を採用しているところが多いです。

そのためいくら予算をプラスしても、自分のイメージに合わせて間取りや設備を自由に変えることが難しい場合もあり、選択肢が少ないことがデメリットです。

ただし全く自由度がないわけではありません。
オプションをプラスすることで、設備のグレードを上げたり、内装をおしゃれに変えることもできます。

イチから全てこだわったオリジナリティのある住まいを目指したい人は、ローコスト住宅ではなくさまざまなオーダーができる注文住宅を選んだ方がいいでしょう。

標準装備はどこまでなのか確認が必要

ローコスト住宅の標準設備は、メーカーの用意する設備の中でもグレードが低いものが設定されていることが一般的です。

ローコスト住宅の標準装備のグレードは「生活する上で必要なもののみとしているところ」が多いため、一般的に大手ハウスメーカーの住宅よりも低く設定されています。

そのため、自分の要望は標準装備に含まれているのか確認しておくことで、「ローコスト住宅の標準装備にない要望を足していくと、いつの間にかローコスト住宅の価格が膨らんでしまった」というよくあるローコスト住宅の失敗を防ぐことができます。

とくにキッチンや浴室、洗面化粧台、トイレなどの水廻りは、グレードの違いで機能性やお手入れのしやすさにも大きな差が出ます。

内装材や床材、キッチンなどは建てたあとに「リフォームをしない限り変えにくい部分」なため、ローコスト住宅を建てる際に納得した装備を選択したほうが良いといわれています。

家を建ててから「想像以上に使いにくい」「イメージと違う」と不満を抱えることがないように、購入前に標準設備がどこまでなのかをしっかり確認しましょう。
実際にハウスメーカーや工務店に相談しながら、標準設備の実物を見学し、外観や操作性を確認することも大切です。

ローコスト住宅は、和室がないことが多い

ローコスト住宅は、和室がないことが多いです。和室の場合、「畳の敷き込みや壁の作り込みや障子の張替え」などで人件費と時間がかかりコストが増えてしまいます。

和室ではなく洋室だけにすることでコスト削減をすることができます。そのため、ローコスト住宅の間取りプランの中に和室が入っていないことが多いです。

もし、和室がほしいという場合は追加費用で対応できるか工務店・ハウスメーカーに相談してみましょう。

オプションが高いことがある

間取りや設備に制限があり、グレードも低く設定されているローコスト住宅ですが、理想の住まいに近づけるために、設備や内装のグレードを上げるオプションも用意されています。

ただしローコスト住宅は、標準設備で最大限まで価格を抑えているため、オプションの費用は相場同等、または相場以上になることも少なくありません。
むやみにオプションを追加してしまうと、低価格というローコスト住宅のメリットが失われてしまうでしょう。

オプションを追加する際は、本当に必要な設備や内装をしっかり見極めて、予算と照らし合わせながら慎重に検討することが重要です。

ローコスト住宅の「ゆずらない部分」と「ゆずってもいい部分」を考える

ローコスト住宅の「ゆずらない部分」と「ゆずってもいい部分」を考える必要があります。ローコストだからといって施工会社に全ておまかせしてはいけません。

ローコスト住宅を建てる前にはまず「予算が少ないこと」をまず自覚する必要があります。

そして、家を建てる上で「ゆずらない部分」と「ゆずってもいい部分」を考え相談することが成功の一歩になります。

例えば「トイレはひとつでいい。」「キッチンにはこだわらない。」「ローコスト住宅の平屋がいい」というところを明確にしておくことが大切になります。

「ゆずらない部分」と「ゆずってもいい部分」を明確にしておくことで、「気がついたら予算を大幅に超えていた」「一般的な注文住宅と変わらない価格になっていた」というローコスト住宅で多い失敗を防ぐことができます。

ローコスト住宅の「ゆずらない部分」と「ゆずってもいい部分」を考えるときはまずは資料請求をして、工務店やハウスメーカーの価格を知っておきましょう。
このローコスト住宅の「ゆずらない部分」と「ゆずってもいい部分」を採用するとどのくらいの価格なのかの目安ができ、比較することができます。

熊本でローコスト住宅を建てるための間取りや設備のヒント

熊本でローコスト住宅を建てるには、壁や床の材料費を安くする、キッチンや照明などの設備のコスト面を抑えるといった方法がありますが、新築一戸建てのコストを抑える手段として実は間取りが非常に重要です。

ハウスメーカーや工務店などにローコスト住宅の建築を依頼すると、多くの場合プランを選択する方式になります。

ローコスト住宅のプランの中にこれから紹介する条件が入っていることが多いので工務店やハウスメーカーに行く前に知っておくとよいでしょう。

間取りや設備を考えることで建築コストを抑え、ローコスト住宅を熊本で実現するポイントを紹介します。

凸凹を避けシンプルな四角形の間取りにする

ローコスト住宅はシンプルな構造が多く、凸凹を作らない正方形、長方形の設計が多いです。それは凸凹を避けることで外壁・内壁の表面積を少なくし、壁自体や断熱材などのコストカットができるからです。

オーダーメイドは使わない

造作やオーダーメイドはやめて既成品をつかうことでコストを抑えることができます。

どうしてもこだわりたいところがある場合は、ゆずれないポイントだけをオーダーメイドにすることでメリハリのあるプランになります。

部屋は洋室の間取りにする

畳を使う和室より洋室を選択するほうが、畳の敷きこみや障子などの仕切りづくりなどにかかる材料費や人件費を抑えられます。

扉は引き戸より開き戸にする

引き戸は「枠」や「金物」があるためレールの施工時間など開き戸よりコストがかかります。

水回りを分散して配置しない

水回りを複数に分散して配置すると設計・施工・材料、さまざまな面でコストがかさむので効率をよく建てるために水回りは同じところに集めましょう。

以上、こだわる部分とこだわらない部分を明確にして、ローコストでも満足できる住まいを目指してみましょう。

ローコスト住宅は恥ずかしい?

価格が安く自己資金が少なくても購入できる魅力的なローコスト住宅ですが、その一方で「見た目が安っぽくならない?」「ローコスト住宅を購入するのは恥ずかしい?」などの不安を抱えている人もいるでしょう。

しかし実際には、街並みを見てみても「どの家がローコスト住宅か」など判断できる人は少なく、工夫次第でローコストなのにおしゃれなマイホームを手に入れることができます。
ここからはローコスト住宅の外観と内装のポイントをチェックしながら、価格が安くても高級感のある住まいを実現できる工夫を見ていきましょう。

ローコスト住宅の外観の価格を抑えるための工夫

ローコスト住宅が安っぽく見えてしまう原因のひとつに、外装がシンプルすぎる点があげられます。

価格を抑えるため「長方形」や「総二階」といったデザインが採用されがちですが、見た目の印象がのっぺりしていて奥行きがなく、安っぽく見えてしまいます。
一部分でも外観に凹凸をつけて奥行きを出したり、高級感のある外壁素材をプラスすることで、重厚感のあるデザインを実現できます。

ただしデザインを変更する部分は、道路側から見える面や玄関周りだけに留めて、費用が高くならないように注意することも大切です。

ローコスト住宅の内装の価格を抑えるための工夫

ローコスト住宅の場合、間取りを大きく変更するのはお金をかけても難しい場合がほとんどです。
内装をおしゃれに見せるためには、床や壁材、壁紙などの工夫がポイントです。

特に家の印象を左右する玄関や、お客様をお迎えする機会の多いリビングは、オプションで床や壁材を変更してもいいでしょう。
価格を抑えながらおしゃれな印象に見せるオプションでおすすめなのが、アクセントクロスです。
リビングの壁の一面をアクセントクロスに変えるだけで、印象が一気に変わります。

ただしオプションを取り入れるのは、玄関やリビングだけに留め、その他の部屋のグレードは押させておくことがローコストをキープする秘訣です。

ローコスト住宅の平屋を建てることは可能?

ローコスト住宅の平屋は、間取りがフラットで生活しやすいことが魅力です。
2階建て住宅より面積が狭くなりますが、生活動線を意識することで、快適で開放的な空間をつくることができます。

ローコストで平屋を建てるには、設備のグレードを上げたりはせずに予算内の標準使用のプランを選ぶことが大事です。注文住宅を建てる場合、こだわりが増えるほど設備や建材の費用が増えます。

そのため、自分たちにあった標準装備のプランを選ぶことで、低価格の平屋を建てることが実現できます。

ローコスト住宅で後悔しないためのポイント

ローコスト住宅でも後悔せず、満足できる住まいを手に入れるためには、次の4つのポイントを押さえておくことが重要です。

  • 希望通りの家を建てられるプランなのか
  • 本当にローコストで家を建てられるのか
  • アフターケアやメンテナンスは大丈夫なのか
  • 相場より本当に低価格なのか

ひとつずつ詳しく解説します。

理想通り(希望通り)の家が建てられるかプランを検討しよう

ローコスト住宅は価格を抑えることを重視しているため、シンプルなプランが基本です。
設備や内装のグレードも価格に合わせて低いものが標準として設定されているため、まずは標準装備のプランをしっかり確認しましょう。

価格の安さだけで安易に決めてしまうと、住み始めてから「イメージと違う」「快適に暮らせない」と不満が募ってしまうこともあります。
特にお住まいの地域の風土に適した設備かどうかは重要なポイントです。
気温が低く雪が降る地域では、断熱性や防水対策などがプランに入っているかチェックしましょう。

本当にローコストで建てられるのか価格やプランを比較しよう

ローコスト住宅は標準プランが安くても、オプションをつけて設備や内装をグレードアップしていった結果、一般的な注文住宅と大して変わらない金額になってしまうことも少なくありません。

価格の安さをメリットに購入を決意したローコスト住宅なのに、自由度の高い注文住宅と価格があまり変わらなくなったら本末転倒です。
ローコスト住宅の最大のメリットは「価格の安さ」であることを忘れずに、必要最低限のオプションを慎重に検討し、価格やプランを常に比較しながら購入を進めましょう。

アフターケアやメンテナンスがしっかりしているか確認しよう

ローコスト住宅のアフターケアやメンテナンスの保証期間は、ハウスメーカーや工務店によって異なりますが、20~30年が一般的です。
保証期間中は定期的に家の内外の状態を診断し、修繕箇所のメンテナンス(無償、または有償)が受けられます。
家を建てたあとも安心して暮らせるように、検討中ハウスメーカーや工務店の保証期間は必ず確認しましょう。

またいくら保証期間が長くても、ハウスメーカーや工務店の経営が傾いてしまうと、適切なメンテナンスを受けられない可能性があります。
購入前にハウスメーカーや工務店の経営状態が安定しているのかなどを調べておくことも大切です。

熊本のローコスト住宅の相場(建てたい地域の相場)を把握すること

まずローコスト住宅を建てようとしている地域の相場を把握しましょう。

車や家電製品など高いものを購入するとき各店舗の相場を比較しますよね。それはローコスト住宅を選ぶときでも同じです。

本当にこの価格は適正なのか、この価格は安いのかを把握しておかないと、実際は高かったという可能性もあります。

ハウスメーカーや工務店の良いところ悪いところを把握すること

ハウスメーカーや工務店の特徴や商品情報や評判などを確認して良いところ悪いところを把握しておきましょう。

ハウスメーカーや工務店選びは家を建てるということにおいて非常に重要です。

良い家、悪い家というのは住宅メーカーの選びでほぼ決まりますので、じっくりと情報収集をし知識をつけていきましょう。

絞り込んだハウスメーカーや工務店を比較すること

ハウスメーカーや工務店をある程度絞り込んだあとは、今度は絞り込んだハウスメーカーや工務店を比較することが大事です。

ハウスメーカーや工務店の特徴や坪単価、評判などできるだけ比較しましょう。

どのハウスメーカーや工務店か決まったら一度問い合わせをして見るのが大事です。

問い合わせをしてみると、メールの返信の速さや言葉遣い、文面の丁寧さや返答力など今まで見えなかった部分が見えてくるからです。

  • メールの返答が早い
  • 返答内容も正確
  • 言葉遣いも丁寧

などであれば問題ありません。

逆に、

  • メールの返答が遅い
  • 間違いに謝罪文がない
  • 返答内容があいまい
  • すぐに営業感を出してくる

などであれば別のハウスメーカーを検討したほうが良いです。

以上のことを行うと、よいハウスメーカーが見つかりやすくなりますのでまずは資料請求をして情報収集を始めましょう。

ローコスト住宅はどんな人におすすめ?

  • コンパクトな平屋が好きな人
  • シンプルなデザインが好きな人
  • とにかく安く家を建てたい人

まとめ

ローコスト住宅とは、間取りや設備を規格化や材料費の費用を抑えることで、低価格で建てられた住宅のことです。
価格の安さが魅力のローコスト住宅は、工期が短く、建て替えがしやすいといったメリットもあります。
マイホーム購入へのハードルを下げる住宅として注目されています。

価格が安い反面、設備や内装のグレードが低く、オプションを追加するとコストが上がってしまうというデメリットもあります。
そのため必要なオプションを上手に見極めて、価格を抑えながらもおしゃれな住まいを実現するポイントを押さえておきましょう。

ローコスト住宅を取り扱うハウスメーカーや工務店は、多数あります。

ご自身の理想とする住まいづくりと、現実的な資金計画を照らし合わせて、信頼できるハウスメーカーや工務店に相談してみましょう。

理想の住宅メーカーをお探しの方は、以下の参考ページもご覧ください。

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